地球温暖化が進むと花粉症の被害が大きくなると言われています。
- 米農業省が「花粉症の悪化は地球温暖化が原因」という研究結果を発表した(植物学者、ルイス・ジスカ氏、2000年)
- 地球温暖化が進むと草木の花粉が増え、都市部では光化学スモッグなどの大気汚染もひどくなるため、花粉症やぜんそくなどのアレルギー患者が増える 「都市部ではヒートアイランド現象も加わり温度上昇が激しい。自動車による大気汚染も影響し、ぜんそくなど呼吸器病の患者が増加することが予想される」と指摘、早急な温暖化対策を求めている。米国での実験で、大気中の二酸化炭素濃度が2倍になるとブタクサの花粉が40−60%増えることが判明。(ポール・エプシュタイン博士のグループ 2005年 共同通信)
米農務省の発表はアメリカに多いブタクサの花粉での研究で二酸化炭素の量が2倍になると花粉量は4倍になることが分かったというもの。
実験の環境や日数によって結果に違いはあるものの二酸化炭素の濃度が高くなれば花粉量が増えるという実験結果が報告されています。
日本ではスギ花粉が2003年の冷夏の翌年2004年春には花粉飛散量は少なかったですし、2004年夏の猛暑の翌年2005年の春には大量飛散しました。 もちろん地球温暖化と花粉症の関係は1年毎の季節の気温の変化による症状について言っているのではなく、地球の平均気温が上昇することによる影響ということになりますが、花粉症の人は気温の変化によりスギ花粉量が増減し、症状の出方が異なるということを身をもって体験しているのではないでしょうか。
このまま温暖化が進み花粉量が増えないような対策をしていくことが重要です。
地球温暖化の影響については、海面の上昇、干ばつによる砂漠化や大雨や洪水などさまざまなことが言われています。
花粉症の人も花粉症ではない人も地球温暖化は同様に考えていかなければならない問題です。
なかなか家庭では毎日、地球温暖化について考えていることは難しいと思いますが”こころがけ”は重要です。 買い物にはマイバッグを持参する、近い所には車を使わず、自転車や徒歩で行くなど工夫してできることから地球に優しい生活を目指しましょう。
個人で参加できます↓
チームマイナス6% http://www.team-6.jp/大江戸打ち水大作戦 http://www.uchimizu.jp/
地球温暖化対策しながら節約しながら花粉症対策にもなりますように。