べにふうきの特徴

べにふうき」に含まれているメチル化カテキンは紅茶にする為に行なう、酸化、発酵工程でなくなってしまいます。(*注1)

べにふうき

紅茶の「べにふうき」も飲んで害がある訳ではありませんが、アレルギーへの効果を期待するなら緑茶で買うことが重要です。

紅茶ではなくても水色(すいしょく)が茶色いものは、酸化が進んでしまったお茶となります。
(緑茶は酸化しないようにすぐに蒸して緑を保っています。蒸さないで酸化させたものが紅茶や烏龍茶です。酸化の工程でメチル化カテキンがなくなりますので、水色や茶葉が茶色いものは効果はないということになります。)

(注1)野菜茶業研究所の研究成果 ←上から3番目、図3【野菜茶業研究所より許可を得てリンクしています。】

管理人がお薦めする静岡産100%のべにふうき扱い店

農家直売など、他にも良いお店はあると思いますが、べにふうきと称してべにふうき100%のお茶を販売していないお店もあるようなのでご注意ください。

べにふうきの研究について

べにふうき外観 べにふうき

静岡にある野菜茶業研究所という所が「べにふうき」に含まれるメチル化カテキンという成分がアレルギーを抑える効果があるということを発表しました。「べにふうき」は農林水産省・茶業試験場(現:独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所)が1993年に育成したお茶の品種です。

母親が「べにほまれ」、父親が「枕Cd86」という品種であり、もともと紅茶用の品種ですが、緑茶に加工してもすてきな香りと独特の渋味をもつお茶に仕上がります。また、「べにふうき」は多収で樹勢が強く、病害(輪斑病・炭疽病)に強いことが特長です。

野菜茶業研究所では、メチル化カテキンを多く含有する「べにふうき」、「べにほまれ」、「べにふじ」での研究(基礎研究から臨床試験まで)を行って成果を発表しています。

べにふうき苗

茶園から茶の間へさんからべにふうきの苗を分けていただきました。
べにふうき」の苗を育て始めました。
これがべにふうきの苗です。

良質なべにふうきを買う際のポイント

べにふうき」がスパスパ人間学で放送されて以来、2005年は「べにふうき」はないとテレビの中でも放送されていたにもかかわらず大量の「べにふうき」と称する商品がインターネットショップで販売されていました。

べにふうき外観

「べにふうき」の粉末緑茶

べにふうき粉末緑茶はお茶として飲むだけではなくいろいろな利用方法があります。
ご飯にふりかけて、お湯を注いでお茶漬けにしたり、ヨーグルトにかけて抹茶風デザートにしたりすることもできます。

べにふうきを初めて買うときは

病院での治療やマスクなどの基本対策と併用し、最初は効果があるかを試しながら利用するのが良いと思います。